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夢が膨らむ 川とともに営むくらし。
ここ住んじゃったら、他には住めない。

移住事例 No.002 / 米原地域



JR醒ヶ井駅から徒歩5分。徒歩です。徒歩。
醒井は、中山道61番目の宿場として古来より人の出会いと交流の場であり、地蔵川の綺麗な清流が育む梅花藻で知名度が高いエリア。そのメインストリートの途中で小道に少し入ると、この環境に惚れ込んで大阪から移住してきた「サクモトさん夫妻」が住んでおられます。

空き家に恋した人

サクモトさんご夫婦

お料理が大好きなご夫婦。マンション暮らしでしたが、畑にも興味があり、水のある暮らしステキ!ということで、醒井に移り住まれた。
『ここ住んじゃったら、他に住めないわ。』「水がキレイすぎて。ここに出会えて、ほんとうにラッキーでした。」「COOLJAPAN!」




借景、もとい「借川」。
家から直接、小川に降りることができ、野菜を洗ったり、鱒を飼ったり、水のきらめきを眺めたり。川が、生活の便利さと癒しをもたらしてくれる、ここにしかないくらし。平成の日本名水百選に選ばれた「居醒の水」ともつながり、水の美しさと豊かさ、恵みに日々感動している、とサクモトさん夫妻は嬉しそうに語ってくれた。
ただ、空き家の当時は、荷物も多くあり、改修が必要、大きな車を横付けすることは難しい等、物件としての条件には課題も多くあった。




「でもね、、、」とサクモトさん。

「でもね、好きになっちゃんたんですよ。」

家に川がある生活。庭方面の土地はひらけていて、庭や縁側の日当たり良好。畑も大きい。大家さんの理解もあり、内装の改修も自由に行える。ここに「恋しちゃったんです、『好き』が全部あったんですよ、今、本当にたのしいんです」と目をきらきらとさせながら話してくれた。






「住む」とは
内装のDIYも、夢が膨らんでとてもたのしい、とどんどん案内してくれる。まず、母屋の2階は3つの小部屋だったものを連結させ、大きな部屋に。光の入り方や空気の流れも変わり、雰囲気が明るくなった。研究会の面々も、この華麗な変身具合に大感激。すごいなあ、よかったなあ、家も喜んでいるなあ、と嘆息しきり。そんな風に、みんなの表情を柔らかにし、陽の光もぽかぽかとあたたかな、ほんとうにココチよい部屋。


その部屋の天井も注目ポイント。天井壁を取り払って、あえて構造材を見せ、この地域特有の天然塗料「ベンガラ」を自分で塗った。この地域の伝統や智恵とともにくらしていきたい、そんな想いを表現した、と語る。ただ、そのうち一番大きな太い棟木だけは、そのままに。その棟木は、昭和34年の建築当時の棟梁さんの名前、大家さんの名前が入り、歴史と想いを感じさせるものだから。こういう、「きもち」は、大切に一緒に住んでいきたい、とサクモトさん。入居前には90歳の大家さんのところへ会いに行き、これから住まわせていただきます、と挨拶と想いを伝えたという。家に住むこと、想いに住むこと、環境に住むこと、地域に住むこと。




「家」に住む、「環境」に住む、「地域」に住む
離れには、まるで資料館にあるような脱穀機や、嫁入り道具のナガモチがあり、家の裏手にはおくどさんもある。お風呂を沸かすのは薪。追加で、知り合いから足ふみミシンももらい、秘密道具の仲間入り。手間をたのしみ、歴史をたのしみ、今のくらしとしてたのしむ。豊かさ、の多様性を改めて考えたくなる。
地域の方もやさしく、日々野菜をもらったり、先日は総会にも参加して、地のものをたくさん呼ばれ(食べ)ました、ますの甘露煮やアライが美味しかったです、とサクモトさん夫妻。また、市内遊びもたのしくて、週末に奥伊吹方面へドライブに行き、伊吹そばやとちもちを食べたり、そろそろしだれ桜の季節なので「きゃんせの森」にも行く予定、とわくわく顔。こちらまで、にこにこしてしまう。改めて、「米原にようこそおいでやす」と伝えたくなった。




恋する、空き家。
ああ、このニュアンス、すごくわかります、とサクモトさん夫妻。
出会ってしまった。恋してしまった。好きになってしまった。もう、代わりなんてないと思う。この価値を共有してくれる人に、地域に、環境に、家に、恋して、空き家に住んでほしいと思う。そんな風に語ってくれた。

家そのもの。歴史。環境。大家さんの想い。地域。
-空き家に恋して、地域に住んでほしい。それが、恋する空き家プロジェクト。

詳しくは、まいばら空き家対策研究会までお問い合わせください。











この家について

構成 ・母屋
・離れ
・カバタ



周辺環境

醒井小学校区 醒井駅まで徒歩5分。そしてあの別荘感。
家周辺特徴 メイン通りを1筋入った立地。名神も近いが、うるさくはない。庭の延長には、なにも建てない、と集落で決めた土地が広がり、結果的に日当たり良好。








移住ウラばなし


サクモトさんご夫婦

【すきなところ】
・マイ地蔵川。←一番の決め手 / 梅花藻。 / カバタ。 / 家に川があるくらし。 / 日あたり。 / 大きな庭。 / 地域のやさしさ。(野菜とかいつもくれる)

【DIY】
天井張り等も自分でやっている。母屋2階(寝室)の構造材にはベンガラを自分で塗った。地域の特長を取り入れて。
2階にあったナガモチも活用予定。2階の子窓、トタンで今はふさがれているが、あけちゃいます。
1階は玄関入ってすぐの部分が右側に傾いているので、スライド系の建具がは入らない。その斜め加減も楽しんで改装していく予定。キッチンにも天窓を入れて明りを入れる。脱衣所もつくる。
★床の間はいじらないでほしい、と大家さんの意向。←でもいじらないで、はそれだけ。基本的に、事前に改修イメージを伝えていれば、大丈夫。
庭もステキ。今は草除けシートで黒いが、その部分は畑にする予定。たのしみ。

【よく遊びに行く場所、たべたもの】
きゃんせの森(しだれ桜がキレイなので、そろそろ行かなくちゃ!)奥伊吹までドライブ。
甲津原の交流センターでおそばを食べ、とちもち/よもぎもちも食べました。ますの甘露煮も、頭から尻尾まで、骨まで食べられて美味しい。
伊吹大根美味しい!昔の大根。大根おろしで「ぴりっ」と食べるのが良い。








こんな物件です。

人的環境周辺環境住宅環境









取材をしてみて


空き家研究会 伊富貴

とってもたのしそうに、家の、環境の、地域の紹介をしてくれたお二人。「こんなに好きになってくれてありがとうございます!ようこそ、ここへ!!」と何度も言いたくなりました。家を、地域を、たのしんで、愛してくれる。嬉しいです。家そのものも、イキイキしてよろこんでいる、と感じます。研究会メンバーも、慈しんで活用してくれているお姿に感謝感激。いい御縁をつなぐことができて、本当によかった…!
 自然と家が一体化していて、四季の彩りを毎日たのしむことができるおうちです。春は日当たり良好な庭でピクニックして、夏は縁側でスイカを食べて、その手を裏のカバタで洗って、秋は庭の畑で収穫して…。わくわくが広がります。2階の見晴らしもスッキリしていて、つい長居してしまう。取材者は勝手に盛り上がっていました!
 たのしんでくらしている、その御様子が大変印象的でした。家も好き、環境も好き、地域も好き。「エピソード2」「3」もとってもたのしみです。
くらし方は、多種多様です。是非、体感しにいきませんか。一緒に、おうちに、地域に、遊びに行きましょう。








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