地元のおじいちゃん、おばちゃんに教わるこんにゃくいもからの、こんにゃく作り

こんにちは、みらいつくり隊いしざきです。
地元のおじいちゃんおばあちゃんに教わる伝統料理、こんにゃく作りに挑戦しました。
収穫まで3年かかるこんにゃくいも。デカい!!そしてデリケート!!
顔ぐらい?かなりの大きさのこんにゃくいも。もともと熱帯の植物で、寒さに弱い。冬には一度掘り起こして
室内で保管する。そして、暖かくなったら畑に植えなおす。
それを収穫するまでの大きさになるには、3年かけるという大変さ。
「え、国産こんにゃくってすごい、高級品じゃない?? スーパーにあるこんにゃくはすごいお安い印象があるけど??」
という疑問が。。
実はスーパーに売られているお安いこんにゃくは、温暖な海外で、掘り起こす手間がないこんにゃくいもの粉末を原料として輸入し、それを加工して作っているとのこと。
コンニャクの黒い粒のようなものは、実は皮の一部なんですが、輸入品は白い粉末状態なので、雰囲気をだすため 黒い箇所はわかめで代用している??
知らなかった。。。
コンニャク芋、洗って、切って、茹でる!!! 手袋が必須です!!!
鍋に入るサイズに、切って半透明になるまで茹でます。
そして大事なのが、手袋!! ちょっと切るだけだから大丈夫だろと油断した初心者3名。
みんな、腕がかゆくなりました。小さな小さなとげみたいなものが刺さっているらしい。
コンニャク芋を皮をむいて、つぶして、まぜる!!!
茹でた状態で、指で皮をすべるように押すと、ずるっと皮がむけます。里芋と一緒です。
一度茹でてあるので、痒くなる可能性は減ってはいるのですが、反省してしっかり手袋をします。
茹でる前に包丁などで皮むきするやりかたもあるようですが、3年かけて作った貴重な芋。すこしでも、無駄にせず使いたい。
茹でてから、手で皮をむく方法です。芋を3年かけて、また冬に室内で保管するというお話をきくと、茹でてからの皮むきしかないと思います。
皮むきした、コンニャク芋をミキサーでドロドロ状態にします。ミキサーにかける時間をはかってましたが、途中でミキサーの音が変わるタイミングが合図。
ドロッとした、コンニャク芋を大きなたらいに入れていきます。少しでも、無駄にしないように最後はお湯を入れてすべて使用します。
そして、食用水酸化カルシウムを混ぜて、こねる。こねる。こねる。
この時、なるべく空気が入らないように。そして、こぼさないように混ぜるのが大事。
残念ながら、こねるのに夢中な、初心者の3人は色々こぼしてしまいます。
エプロンから飛び出した、膝にこんにゃくがついてしまいます。
長谷先生の、はみ出てるよーの注意が何度もとびます!! ほんと、もったいない。すいません。。
こねたこんにゃくいも、型にいれて、かためて、切って、茹でる!!!
長谷先生、お手製の枠にこねたどろどろのこんにゃくを入れていきます。
こねた時に空気が入ってしまっているので、穴があきそうとのこと。こねるのもテクニックがいります。
穴があると、味が染みやすくておいしいかも??
1時間程度まって、固まったこんにゃくをカットしていく。
これも、お手製の道具です。ちなみに、このキッチンもお手製。日当たりが良く温かい。
さすが、百姓は百の仕事をできるスーパーマンですね!!!!
端がはずれて、切ったこんにゃくを流し込めるように工夫された枠から、お鍋にこんにゃくを投入。
いよいよ、最終コーナー!!!!
こんにゃく、完成!!!!
遂に完成。小さい穴もあいてますが、自分で作ったできたて こんにゃく、ほんと美味しい。
やわらかいんですよね。膝についた、こんにゃくも光ってます。
このあとは、先生夫妻の手作り米原田舎料理のお昼ご飯と一緒に美味しくいただきました。