手前醤油仕込みと米原暮らし@戦国最強の宿 うむ
こんにちは、みらいつくり隊 いしざきです。
3月開催 手前醤油仕込み 無事完了しました!!!
今回は、戦国最強の宿 うむさんを貸し切りさせていただいてのWS開催
そして、地元の長谷夫妻先生による、豆腐作り体験と伝統郷土料理の夕食付き盛りだくさんの内容でした。
いきなりのハプニング発生!!
裏方で奥様に食事の手配や、WSの子供のお世話を頼んでましたが風邪で前日にダウン!!
急遽、子守しながらお泊りWSという波乱の幕開け。。。
醤油麹 3泊4日 大事に大事に お世話します。ダイジェスト!!!
まずは、茹でた大豆と乾燥させて砕いた玄米をまぜて、醤油麹の種麹と合わせます。温度を高すぎる状態で種麹を合わせると麹菌が死んでしまう。でも、冷めすぎると今後の温度管理が難しくなる。。。絶妙な温度管理と、素早さが大事。
今回は、麹蓋 6箱分 10升分のお醤油になる麹を仕込みました。
3泊4日、温度と湿度を管理する室(ビニール温室を活用)に入れた状態。温度情報を携帯に飛ばしてくれる温度計!!
積み方をかえたり、途中での手入れ作業で温度をさげたり、加湿器での湿度調整をしながらお世話をします。
そして、私が外出(食事の受け取り、子供のお迎え)するたびに、温度が急上昇 ピーピーとアラームが発生!!!
まるで泣いてる子供の様(笑)
講師が不在中は、参加者の皆さんで温度管理の対応してもらいました!!!
3日目の早朝、温度も落ち着いて ゆっくり乾燥工程に入っています。ここまでくれば一安心。
同時開催 醤油搾りと豆腐作りWS
3日目の午後は、地元のご夫婦、道の駅などにお惣菜や自家製こんにゃくなどもだされている
長谷夫妻にお豆腐作りWSを同時開催していただきました。醤油も含め大豆づくしです。
豆乳が勢いよく絞れています。温度が高いので手で搾ると熱くて大変ですが、この自作絞り機を使うと簡単。
そして、もともとの役割 醤油絞り機として昨年仕込んだお醤油を搾り体験も。11カ月の熟成期間だったので少し薄味。手作り豆腐と一緒にいただきました。
夕食は、長谷さんお手製、郷土料理がテーブル所狭しとならんでいます。写真にあるお豆腐は今回作ったお豆腐。
地元のお酒 花乃伊吹もあって、幸せです。美味しいごはんとお酒で、おなかいっぱい。お醤油のお世話の疲れが飛びます。
出麹・塩切
3泊4日 最終工程 出麹と塩切。私の不在中に何度も納豆になろうと温度が急上昇していたのをチームワークで乗り切り出麹までたどり着きました。
塩切まで温度をさまします。表面がうっすらきれいな抹茶色になっています。
麹蓋をひっくり返した状態で固まっている麹をばらしながら仕上がりを確認。煙のようなものは、麹菌の胞子がまうので屋外で小雨の中うむさんの入り口屋根したで作業します。マスクが必須です。
湿度が高い下側には麹の菌糸が成長して、ケーキのような緑色の状態です。
納豆ができてないかも要チェックの緊張の時間です。
そして、塩切。これまで頑張って育ってくれた麹の動きをお塩をまぜることで止めます。
瓶につめて、大清水の泉神社湧き水をいれて、デザイナーの妻作成の手前醤油ラベルを貼って完成。
1年~2年 かけて都度混ぜながら熟成させていきます。
ラベルは、混ぜるたびに米原を思い出してもらえるようにと、伊吹山を描いてます。
手前醤油作りこの冬はこれで終了、次回は 今年の11月と来年 2月に開催予定です。
参加者の皆さんから、長谷さんの郷土料理の教室やこんにゃく作りなどの企画をリクエストされてしまいました。
人気企画になりそうです。タイミングが来たら活動記録でもご案内しまーす。
米原に足を運ぶきっかけにしてもらえると嬉しいです