投稿日:2022-09-05

天下人 織田信長との縁ぶかい 東草野の炭焼体験


こんにちは、みらいつくり隊員 石崎です。

炭焼き知識を学ぶ 炭焼と 薪割体験ツアー・郷土の美味しいお昼ご飯付き! に参加してきました。

 

東草野炭焼きの歴史

東草野炭焼き文化保存会 法雲代表から、炭焼きの歴史について紹介

東草野の炭焼きの歴史は古く、戦国時代 天下人 信長、秀吉、家康も愛用し保護した

お隣 長浜市の国友鉄砲作りにも使われていました。

この炭と鉄砲の関係で、東草野が信長に攻め込まれたことがあったようです。

それほどの歴史をもつ炭焼きを体験してきました。

 

炭焼きの手順

白炭 黒炭 2種類あります。(知らなかった。。)

”木材を土窯で炭化させる”までは、同じ工程ですが

黒炭は400°〜700°の温度で密閉し、空気の遮断により消化、自然冷却させる

白炭は1200°近い高温で一気に焼き上げ、消し粉(土・灰・水)で一気に消して精錬。備長炭は白炭です。

東草野の炭は黒炭になります。火つけがしやすく、BBQなどでよく使われる炭です。

消臭効果も高く、空気をきれいにする効果があります。

 

木材を窯に入れる

火が均一になるように、空間をつくらずできるだけ木材を窯いっぱいに詰めこみます。

 

窯を密閉する

窯ちかくの赤土と水をまぜて粘土にします。

木材の投入口をレンガと粘土でふさぎます。

乾燥してくると壁のひび割れができるので、煙がもれてきたら、粘土ですきまをふさぎます。

 

 

三日間窯で火を焚き続ける

燃料として、薪もつかいますが、2,3mの竹もまるっと燃やすのも扱いやすいです。

よく燃えるし、先が燃えたら、窯に後ろから竹をおしこんでいくと、1時間ほど火がもちます。

ちなみに、夕方には帰る予定でしたが

うっかり? 断り切れず? 差し入れの焼酎 ”天の封印” 堪能してしまい。。。

車で帰れずの徹夜の火の番をすることに。。。。

人生の先輩方といろいろなお話がきけて、面白かった!!!!

 

三日間 窯の中で炭を冷やす

今現在は、冷却中。できあがりの炭が楽しみです。

 

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