投稿日:2022-10-17

天の川 ちいさな仲間のお引越し


こんにちは、みらい作り隊 いしざきです。

われわれの研究会がある長岡は ゲンジボタルで有名な天の川が流れています。

その天の川にすんでいる、ちいさなご近所仲間のお引越に参加してきました。

 

お引越の理由

住民の利便性も大切、ゲンジホタルが生息する環境も大切 →  長岡ゲンジボタルの記事はこちら

そのため、天の川に橋を架ける工事現場の下流域の生物の保護調査と上流への移動してもらいます。

これは、特別天然記念物のゲンジホタルがいるからではなく、

どこの現場でもこのような環境保全活動をされているとのことです。(知らなかった。。)

長岡区長さんはじめ、生物の先生方や有志のかた、米原市の担当者の皆様 20名弱集まってます。

 

引っ越し予定のちいさな仲間たち

川の生き物表をみながら、どのような生き物がいるか網とバケツで探します。

ゲンジボタルの幼虫に会いたいところです。

 

引っ越し作業

前日が雨だったので、水深もあり、流れもあり びっくりしながらのスタート。

生き物は深いところにはいないので、

岸ちかくのながれがないところ 上流の浅瀬で生き物を探しをします。

あさい隊員 笑顔で深いところまでいってます。

真剣に引っ越しのお手伝い。すでに長靴の限界は超えています。完全に少年です。

いしざき隊員、負けじと川の中央まで進出。しかし、長靴は気にします。やはり中年です。

小魚(全部メダカだとおもってましたが)や、小エビがたくさん。コオニヤンマの幼虫もいたかも?

 

引っ越しまえの生き物確認

9時半から1時間半くらいでひっこし搬入作業終了です。あつまった生き物の確認しています。

ベテランの先生たちは、生き物を見てすぐ名前が分かるようです。ホタルの幼虫はいませんでした。

こざかなはすべてメダカだと思ってましたが、色々な種類がいます。名前?は忘れました。。

うなぎ!!!の稚魚。ベテラン先生たちは、昔は川でつかまえてたべてたとのこと。

貝類、ホタルの幼虫もカワニナという貝をたべています。

タイコウチ(太鼓打ち)? 珍しい生き物で、太鼓を打っているような泳ぎ方をするようです。

サワガニ? みちあるいていても時々見かけます。


小エビはたくさん。

時刻はお昼前 エビフライ、てんぷらという声があがり

ウナギ、エビ、カニと豪華なランチを思い浮かべてしまいます。

こうして引っ越し(工事前生物保護移動)の搬出作業は終わりましたが、

種類や数量を確認し、転居先である工事現場の上流で、搬出(放流)するとのことです。

 

工事現場を見ながらの帰り道

少年 あさい隊員の左側にある黄色と黒のドラム(セフティドラム)がある箇所に橋がかかります。

ここに橋がかかると住民はとても便利、でも、生き物や環境にも配慮が必要。

生活の利便性と今の豊かな自然に寄りそう暮らしを 両立できるよう、

そして、少年の心を取り戻せるようこのような活動 積極的に参加したいですね。

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