移住事例No.015 / 米原市近江地域

猫とのびのび暮らす日本家屋の良さを活用した家

移住事例 No.015 / 米原市近江地域

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和室と縁側のある、昔ながらの日本家屋に憧れる移住希望者さんは多い。たぶん、生まれ育った家とは違うはずなのに、どこか懐かしさを感じる田舎の家。ササキさんの家はまさにそんな感じ。
日本家屋の良さを活かし、快適さと利便性を追求した、素敵な「田舎のおばあちゃんの家」。猫ファースト(笑)の快適な暮らしをご紹介します。

プロフィール写真
空き家に恋した人

ササキさんファミリー

京都出身のご主人と、鹿児島出身の奥様、お子様2人、猫5匹の「大家族」。休日、畑仕事をしたいというご主人の希望もあり、米原で家を探し始めたそうです。数軒の内覧を経て、令和2年11月にはこの場所に決め、令和3年3月、移住。猫のいる大家族が、のびのびと自由時間を楽しむ空間にするリフォームの工夫などをお話ししてくれました。


とにかく地域が気に入った
ご夫婦共に 滋賀県には特にゆかりはなかったが、仕事の関係で滋賀に移り住み、結婚後は長浜市で9年過ごしたという。
「家族の形や暮らし方に合わせて住み替えればいいかなと、割とラフに考えていたので、家そのものに対してはそれほどこだわりはありませんでした」とササキさん。
子どもも、猫も増え、趣味の畑や自転車にも都合の良い場所と家を探そうと、まいばら空き家対策研究会の空き家バンクで検討し始めたのは令和2年始めごろ。5月からはより具体的な相談に乗ってもらうようになった。
希望に沿うような空き家を提案されたこと3軒。それぞれ内覧し、それぞれの良さがあった。この家の決め手になったのは「地域の良さでした」とにっこり。
周辺環境だけ見て、「ここイイね~、雰囲気が好きだわ~と、夫と意見が合いました。まだ住んでいないのに、出会う人皆さんから挨拶していただき、温和な雰囲気と優しいお顔で(笑)。まずは地域を気に入りました」と話す。
地域を見ながら家に到着。敷地と家の雰囲気も、とても気に入ったとのこと。
「さらに間取りを見て気に入って、丁寧に管理されていたことにも安心して、『ここに決めたい』と思いました」と、状態の良さも後押し。大事にされてきた家の良さは、それだけで次の世代にも伝わるのかもしれない。
路地が多く、家の前の道も細く、カーブもあり、車の運転にはコツが必要かもしれない。周りからも、「不便なのでは?」と心配されることもあるというが、「この雰囲気がすごく好きなんですよ~」と笑う。




元の雰囲気を活かしながらリノベーション
玄関を開けると、まずは猫のお出迎えに心が躍る。筆者は猫が大好き。1匹、2匹と現れて天国のよう!
それはさておき・・・居室部分はリノベーションされ、往時の和風の雰囲気を活かした素敵な欄間や建具はそのまま。床の間や仏間だったスペースを活用し、田の字型に仕切っていた境界をなくして広い空間にするなど、開放感たっぷり。子どもも猫もつかず離れず、自由に寛ぐことができる。どこにいても存在を感じることができる安心感もある。
「天袋」を利活用したのか、高いところに猫だけのスペースを設け、欄間などの、日本家屋独特の凸凹をそのままキャットウオークに活用するなど、面白い仕掛けや自然になじむ仕掛けがたくさんある。
「信用できる業者さんに出会うことができ、リフォームはほとんどお任せでやっていただきました。こちらの意向をよく理解してくれて、ほんとに良くしてもらいました。おそろいのTシャツをオリジナルで作ってプレゼントするほど、感謝の気持ちでいっぱいなんです!」という。



縁側は、自転車を置ける通り土間に変身
リノベーションの様子を詳しく見せていただく。
当初1階は、昔ながらの田の字型の和室が4部屋、奥に仏間と床の間があり、陽の当たる広縁、玄関を上がると畳の「次の間」、水回りは台所とお風呂などがまとまって配置されていた。
現在の居間は仕切りをなくして、床はフローリングに。アイランド型キッチンを置き、明るくて広々とした空間になっている。
広縁は、玄関から続く「通り土間」のようにリフォーム、趣味の自転車を玄関からそのまま入れられる。家の中からいつも見える自転車は、かっこいいインテリアのよう。猫にとっても、日向ぼっこにもってこいのスペースとなった。
お風呂とトイレを配置し直し、タンスや物入れとしてのバックヤードも広々として使い勝手がよさそう。扉を隔てているので、お客さんが来ても目につかない配慮も嬉しい。
さらに奥のプライベートスペースにはこじんまりした洋室と、猫のためのお部屋もある。猫のトイレやごはんの場所をまとめておくことで、人間にも猫にも居心地がよく、お世話もしやすいだろう。
「もともと古い家が好きなんですが、建具や欄間がきれいで、そのまま残したり、再利用したりしてもらうようお願いしました。昔のままのガラスだと子どもたちや猫に危険なこともあるので、雰囲気を壊さないように、アクリルに入れ替えてもらっています」とササキさん。設計と工事は業者さんにお任せだったとのことだが、打ち合わせや会話をたくさんして、信頼関係を築いていたんだろうなと実感した。



庭も広々
庭も広く、車の駐車スペースと家庭菜園も十分確保。取材の日は暑い夏の日で、お子様用の大きな家庭用プールが干してあった。
ご近所づきあいも増え、友人の来訪もあり賑やかなササキさん宅。地域に益々なじみ、地域の皆さんとゆったりした時間を刻んでいるだろう。

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恋する、空き家。
家そのもの。歴史。環境。大家さんの想い。地域。-空き家に恋して、地域に住んでほしい。それが、恋する空き家プロジェクト。


まいばら空き家対策研究会は、ご縁をつなぐお手伝いをしています。
ご紹介にあたっては「直接会ってお話し」させていただくことをとっても大切にしております。

興味のあるかたは、まず一度、まいばら空き家対策研究会までお問い合わせください。






取材をしてみて


カワムラ

猫好きにはたまらない、古民家の素敵なつくりを利用したキャットウォーク、猫専用の部屋があるのは魅力的。家を慈しみ、家のことを理解した者同士が真剣に作り上げていくとこんなに居心地が良い、センスたっぷりの家になるんだな~勉強になりました!猫に会いにまた遊びに行きたい!








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