空き家情報 No.012 / 米原市伊吹地域

空き家 No.012 / 米原市伊吹地域

ちょっと便利な田舎暮らしを実現!
憧れの茅葺き古民家で、新しい恋をしませんか


賃貸・売買 売買 価格 要相談 建築希望用途 住宅、ゲストハウスなど
空き家歴 平成25年〜 すぐ住める度 A 水回り A 付属屋 土蔵、車庫
オススメ度 A 駐車場 2台以上可 おもむき A 便利度 B


山の自然を満喫しながら街への移動にも便利。夏場は涼しく、冬にはスキーなどのレジャーを思いきり楽しめます。
昔ながらの田の字型、田舎暮らし希望者なら一度は憧れる茅葺き古民家が、快適に住めるよう程よくリフォームされ、丁寧に住み継がれてきました。
住んでよし、商売するにも向いている、素敵なお家をご紹介します。

「石」に磨かれた清流を間近に!大事に住み継がれてきた家
米原といえば水源の里。「びわ湖の素」でもある清流は、雨や雪の恵み、太陽や木々のエネルギーを蓄えながら山や谷を越え、周辺の集落や街を潤す。
「重要文化的景観」の中にあるこの地域は、古くから良質な花崗岩が産出され、往時は石仏や石塔、石臼づくりが盛んで、村人のほとんどが石工だったという。
付近を散策すると、荒々しいむき出しの岩盤の上を流れる美しく豊かな水、加工された岩を再利用した石段、そして深い森、さらには石臼の村の誇りを表した石のモニュメント(芸術的!)、等々が出迎えてくれる。大きな神社もある。

大家さんは、この地域で生まれ育ち、いまは離れたところに暮らしている。
「この家はおじさんの家にあたりますが、毎日のようにこちらに来ていて、お風呂に入ってから自分の家に帰ったりしていました」と当時を懐かしむ。
おじさんと山にスキーに行ったり、田んぼの手伝いをよくしたそうだ。
「土間のところで牛を飼っててね、その世話もしました。その頃はおじいさんもいて、枕元によくお菓子を持っていたから、それを目当てに遊びに来た思い出もあります」と笑う。

あぁ、楽しい思い出、優しい思い出がいっぱい詰まった、それを大事に温めて、引き継いできた家なんだな、と、しばし感動。



家のすぐそばまで自然豊かで静寂を感じ、ご近所さんも目の届く範囲にいてくれる。雪深い地域ではあるが、幹線道路に面しているので除雪が大変なこともなく、街に出るにも便利なところも魅力。
「夏でも冬でも、アクティビティに困らないと思うので、この立地を生かしたゲストハウスやカフェなどの商売にもいいと思いますが、どうかな。山も畑もあるので、活用してほしい」と大家さん。


歴史が刻まれた茅葺き屋根を観察しよう!
茅葺き屋根の古民家といっても、立派なトタン屋根がかぶせてあるので、手間もお金もかかる一大行事・茅の葺き替えなどは特に必要ない。
トタン屋根も、葺き替えをしてからまだ数年しか経っていないので状態はとてもいい。
妻入りの玄関には広々とした土間を備え、一部リフォームされており、扉や階段はしっかりしていて快適。
四つ間取り・田の字型に並んだ和室と、廊下、台所があり、生活感はあるものの、丁寧に使われてきた様子が見て取れ、なんとなく「スカっ」としていて気持ちがいい。大きな柱と梁もいい。
二階に上がれる階段をつたうと、部屋としてもリフォーム可能な空間があり、茅葺きの裏側が見える。
大家さんが、「昔は通り土間に『おくどさん』があったから、屋根裏はすすで真っ黒になりました。これが虫よけなどにいいんです。きれいな『煤竹(すすだけ)』が見えるでしょう?二階では『お蚕さん』を飼っていたこともありました」と案内してくれた。
背負子(しょいこ)や火鉢などの昔の道具も二階の暗闇に隠れていて、お宝さがしも楽しそう!


自然に向き合い、ゆったり暮らす
南向きの窓側は、周囲が開けているので日当たりも良く見晴らしがいい。
床の間のある和室は、大事なお客さんをおもてなしする場所として使いたい。美しい細工のある座卓を置いて、ちょっといい座布団を何枚か。
床の間には庭に咲く季節の花を活けて、掛け軸も欲しいな。
縁側はぽかぽかと暖かいので、お気に入りの椅子と小さなテーブルを置こう。お茶を入れて、本を読んで、飽きたら畳にゴロンと横になる。
時々庭に出て池を眺めて、山から引いている水を汲んで畑の作物に撒こう。ついでに間引きして、山菜が出ていたら摘んで、夜の晩酌のお供にする。
雪が近くなったら、そろそろ雪囲いの準備。蔵にストックしている角材やら柱になりそうな長い棒を点検して、灯油のチェックもしないと。
スキーは嫌いだったけど、ここに来たら俄然、やる気が出てきたぞ!
夏の暑さの中でも家は涼しく、雪深く寒い冬にも楽しみができた。
こんな感じで、季節に逆らわず、ゆったりと暮らすことが叶う家……だと思う。




台所やお風呂、トイレなどの水回りはきちんと整備されており、ぜひ「昭和レトロ」感を前面に出して磨き上げてほしい。使い勝手もいいはず。
玄関土間から水回りへの動線が確保されているところも考えられた設計。
敷地内に、シャッター付きの車庫があるのも雪深いところならなおさらありがたい。車の出入口はコンクリート敷きで、雪かきの時に便利だし、出し入れがしやすくて助かるだろう。


頼りになる先輩移住者さんにも会える
この地域には、米原に田舎暮らしを求めて移住された、先輩移住者さんもいて、何かと心強い。
地元の人たちは優しく、ほがらかで、移住者さんを受け入れてきた経験から、自然体で向かい入れてくれる土壌がある。
大家さんも「村の付き合いはそれなりにありますが、それを敬遠するよりもむしろ入っていくことで、移住者さんも早くなじめたり、暮らしやすくなると思います。そういう意味で、ここに住んでくれる人には、お付き合いをなるべくしてほしいな~」と話している。
子育て世代、起業を夢見る人、家庭菜園を持ってスローライフ……そんなあなたにおすすめします。


家そのもの。歴史。環境。大家さんの想い。地域。-空き家に恋して、地域に住んでほしい。
それが、恋する空き家プロジェクト。
詳しくは、まいばら空き家対策研究会までお問い合わせください。



この家について


構成 母屋、土蔵、車庫
畑と庭 隣接した畑は、程よい広さで日当たり抜群!
庭木は庭師さんに剪定してもらっている。
山の水を引き込んだ池もある。
特徴 【すぐ住める】風呂、トイレ、キッチン全て上下水接続されていて、基本的に修繕の必要なし!すぐに住み始められる。電気も問題なし。
【茅葺き古民家】トタンをかぶせてあるので、面倒な茅の手入れは最低限に、昔ながらの古民家のたたずまいを継承することができる。
座敷は田の字型で、ふすまを取り払えば大きな一間にすることもできる。
【広い玄関土間】妻入りの玄関、コンクリート打ちの玄関土間は開放的で使い勝手が良い。
【先輩移住者さん】近所に移住された人が住んでおり、心強い。


周辺環境


自然豊か 奥伊吹に向かう集落で、清流が近くにあり、四季折々の自然が楽しめる。
冬場のレジャー好きには特におすすめ。
家周辺特徴 県道に接しているので、街に出るのも便利。
大雪になっても除雪の苦労はそれほど必要ない。


その他の写真はコチラ。写真をクリックすると拡大します。


大家さんはこんな人。

子どもの頃の思い出がたくさん詰まった家を案内してくれた大家さん。
「仕事の関係で隣の県に住んでいますが、なにかあればいつでも来ますよ!」とおっしゃって、とても心強いです。スキーを教えてもらうにもいいかもしれません!
「村の付き合いを無理せずにしてくれたらありがたいな。ゲストハウスや、なにか商売をしてくれてもいいと思う」と、にこにこと話してくれました。


こんな物件です。

人的環境周辺環境住宅環境

 


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取材をしてみて

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ライター カワムラ
家に入った瞬間に、すっきりとした空気を感じました。
大家さんが、この家から離れて暮らしている現在もしっかり管理されているのはもちろんのこと、最後まで住んでいた「おじさん」が、最後まできちんと、丁寧に暮らしていた証を感じるのだと思います。
愛情、愛着を持って接し、住んでいくと、家も応えてくれる。家にとっても嬉しいことだろうし、住んでる人間のほうも気持ちがいい。
素敵な地域の素敵な古民家、受け継いでくれる方、お待ちしています!

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