伊吹Mamma工房 / シノダさん

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ミニレポ!Vol.01

伊吹Mamma工房 / シノダさん

2020年に奥伊吹に移住。古民家を改装して 伊吹Mamma工房 を構える。
地元の農産物を使った商品を開発・プロデュースしている。味を追求するだけでなく、コンセプトやストーリーにもこだわった『金曜日のトマトソース』はネットショップでも売り切れ状態になるほどの人気商品。全国各地に向けて発信・販売している。

J’s style dining (js-style-dining.com)



この家や地域との出会いもともとは、他市で料理教室をしていました。コロナ禍で生き方を変えようと思い、工房のための空き家を探しました。決め手は、立派な水屋箪笥。ここに食器を入れたいな。というイメージがわいてきて、一件目でこの家に決めました。奥伊吹へつづく道の雰囲気が、料理の勉強に行ったヨーロッパの雰囲気に似ていたことも魅力的でした。



こんなに変わった!わたしのリノベーションお風呂・キッチンなど水回りのリフォームは、お金はかかりますが工務店に頼みました。

画像をタップして矢印をタップすると、変化を確認できます!

土間に壁をつくってもらい、玄関の雰囲気もかなり変わっています。

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他の場所は、DIYしています。襖戸を全部外して1フロアにしました。

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この家の、古民家なのにモダンで洋風なところが気に入っているので、あえてヨーロッパのアンティークな家具を取り入れて空間を演出することにこだわっています。

床はもともとフローリングにしてありましたが、ワックスを塗ることで色合いを落ち着かせて部屋の雰囲気に合わせています。縁側は日当たりが良くて気持ちいいです。まだまだこれから、変えたいところがたくさん!!

押入れを苦労して変化させた、ワインバー・カップボードが気に入っています!ここで、ワインを飲みながらくつろぐ時間が最高。仏壇隠しに投影して、映画も楽しんでいます。



ここでしかできないくらし「古民家に住んでいる」「移住してきてこの場所に住んでいる」というのが商品を売るうえでプラスに働くと感じています。味はもちろん、コンセプト・ストーリー・パッケージが重要なので…。裏のおうちのにんにくだとか!地元の野菜を使えることが大きいです。

地域の方にも優しくしていただいて、とにかくここでの暮らしが楽しい!!料理教室をしたり、畑でとれたお花を活けていただき、飾ったり…一緒に山登りやマツタケ採りに行ったりもします。

大変なこともあります。カメムシやムカデ対策は、必須。
雪の多い地域なので、冬場は特に大変です。品物調達も他に卸しに行くのも…12~2月くらいはほとんどストップしてしまいます。昨年はこの家に籠って、商品開発をしていました。


これからのこと東京ビッグサイトに出店したり、賞を受賞したり…注文が舞い込むようになりました。毎日作っても間に合わないほどです。どんどん、新商品も考えていきたいです。今は、伊吹牛乳をつかったジャムの試作中!



移住について想うこと

田舎は、どこも人手不足。事業を拡大したくても難しい面があると感じています。一方で、移住者は生活していけるだけの収入を確保する必要があります。古民家であれば修繕費や、ガソリン代…田舎や空き家だからこそかかる費用もあるので。移住者を呼び込んで終わり、ではなく地域で仕事をつくり、移住者も経済を動かしていけるようになることが大事だと思っています。





取材をしてみて

田舎暮らし、Youtube、奥伊吹の雪、新しいことに楽しみながら、地域の仕事つくり、経済を動かすを実践しおしゃれに暮らしている。そんな姿に、素敵さを感じました。これから、発表される新商品も楽しみです。(試食 メチャクチャ美味しかった)
地域おこし協力隊 イシザキ

古民家×アンティークという組み合わせが、味わい深い素敵な空間を作り出していました。改修工事だけでなく、暮らしている人のセンスや好きなものが家に加わっていくことで、個性が光るのが空き家のリノベーションなのだと新しい発見でした!
地域おこし協力隊 アサイ






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