合同会社ゴチャトレ―ディング / タテザワさん

トップ画像

プロフィール写真
ミニレポ!Vol.02

合同会社ゴチャトレ―ディング / タテザワさん

米原市の古民家を活用し、デザイン事務所を構えている。米原の地域特産品販売サイト『orite米原』や米原市のふるさと納税返礼品の魅力を伝えるサイト『ふるさとまいばら』の作成等、長浜・米原・彦根を中心に地域のプロデュースやデザインを担う。地域と移住者をつなぐ、地域コーディネーターとしても活躍中。



この家や地域との出会いもともと店舗の内装を手がけたことがあって、DIYをやりたかったんです。長く楽しめて、何年もかけて育てていけるような家を探していました。
空き家のなかでも”古民家”で、事務所として使える家。仕事柄、いろんなところへ取材に行くので、立地も重要。そんな条件に合う、この家と「まいばら空き家対策研究会」を通して出会いました。外と中のちょうどいい空間、作業もできそうな土間にも惚れました!



こんなに変わった!わたしのリノベーション電気や外装(基礎の撤去など)・建具・水道やガスは業者に頼みました。すきま風などを考えて建具は新しいものに変えましたが、もともと使われていた建具は内装に使う工夫をしました。
”なるべくごみを出さない”ということがDIYのスタンス!!

画像をタップして矢印をタップすると、変化を確認できます!

床は畳でしたが、デスクワークで椅子を置きたかったので、板張りにしました。

画像をタップして矢印をタップすると、変化を確認できます!

土間の奥にある、キッチンには、カウンターができました。

二階のリノベーション。窓から景色を見ながらのんびりしたり、仕事したり…

外もあちこち、リノベーション中!縁側から出られるウッドデッキも手作り。

倉庫に色を塗ったり、フェンスやベンチもDIYで。庭の空間もバージョンアップ中!

まだまだ、未完成。漆喰を塗ったり、天井を抜いて梁を見せたりとか…。いろいろ考えています。
でもまだやらずに、ゆっくり、ちょっとずつ。楽しみをたくさん残してあります。



くらしの変化今までいろんなテナントで事業をしてきましたが、この家が初めての購入。もう引っ越さなくていい!好きにやれる!という安心感があります。思い切って大きな物を買ったりしても、収納が抜群。

仕事をするうえでも、景色が広い。遠くまで見える。そして、静か。夏なんかは、開けっ放しにできて特に快適です。冬はちょっと寒いけど…。サルの群れが遊びに来ることも!

マンションで暮らしていると、ある意味、”何にもしなくても暮らせてしまう”。
ここでは、家に対してあれこれ用事がある。それが楽しくて、「生活してるなあ…」と感じられます。


空き家活用について想うこと古い家に価値がないという考えは、日本だけ。外国では『vintage house』として重宝されます。日本に染み付いた、『いつかはマイホーム!』という夢も素晴らしいことだとは思うけれど、空家を壊すお金もかかるし、貴重な古材が、廃材になる。空家の活用は、環境にも地域にもよいことをしているという感覚があります。
空家に暮らすことは、暮らしをつくること。いろんな味のある家があるから、手間はかかるけど、うまく使えば新築より快適に過ごせる。そんな、”快適文化”を作っていくことです。もちろん、古い家は壊れることもある。それを、厄介なものとするか、「かわいいやつだな」と思えるか。空家生活を楽しむ鍵は、そんな考え方にあると思います。
自分だけの空き家を気長に探してほしい。そうやって、空き家がどんどん活用されていったらいいなと思います。






取材をしてみて

お仕事でも、また DIYの師匠でもある立澤さん。かっこよく、快適な空間。始めて訪れた時に感じた、この空間の大部分が DIYという衝撃と、自分でもやれる?というワクワク感 今でも覚えています。
そしてDIYも、楽しみとして少しづつ 作っていく。空家に暮らすことは、暮らしをつくる。そんな家との関係、いいなぁと、そんな関係を作るお手伝いやっていきます。
地域おこし協力隊 イシザキ

この家のDIYや修繕は、義務感からではなく自分が楽しみ快適に暮らしたいという楽しい動機からはじまっていました。ポジティブな意味で、自分がなおせる場所やこだわれる場所がたくさんある古い家。ワクワクした気持ちで見て、愛着をもって育てていく人がどんどん増えたらいいなと思いました!
地域おこし協力隊 アサイ






ミニレポ一覧へ戻る

PAGE TOP